2020/05/09 00:45

    皆さん、こんにちは。

      p.w.a.storeオーナーの佐藤です。

        サラリーマンの傍ら、縫製工場勤務の経験を活かし、プライベートでモノ作りに励んでいます。


            今回、皆さんに紹介したいのは、私が作った完全オリジナルパターンのフェイスマスクです。


            今、マスクを作る方はとても多く、巷はハンドメイドマスクで溢れかえっているのではないでしょうか。

            BASE内でもかなりの出品数で、私が作ったマスクなど到底見つけてもらえないだろうと思いました。

            そこでMag.記事を書くことで少しでも多くの人に自分のマスクを知ってもらいたいと思ったわけです。


            ハンドメイドマスクで圧倒的に多いのが左右2パーツを中心で縫い合わせたタイプ。

            次に多いのがサージカルマスクのような何段かのタックを取ったタイプです。


            今回、紹介するマスクは画像でお分かりの通りそのどちらでもありません。

            以下、特徴を説明いたします。


            ・ノーズワイヤー&フィルターポケット付き

            基本スペックともいうべき2つはもちろん押さえております。

            鼻の形に合わせてフィットさせることができますし、市販のフィルターを差し込むことも可能です。




            ・吸水速乾素材を使用したライナー

            フィルターポケット部分はトリノクールという吸水・速乾性に優れた冷感素材を使用しています。

            しなやかで優しい肌触りも特徴です。

            マスクというものはどうしても湿気がこもってしまうものですが、その不快さを軽減してくれます。


            ・シャープなシルエットと顔の下半分をすっぽり覆う安心感のあるデザイン

            ここが最もプッシュしたい特徴です。

            マスクってなかなか作り込まれたデザインが流通していないアイテムだと思いませんか。

            ファッションアイテムとしてはまだまだ未開なカテゴリーかと思います。

            不織布のマスクが容易に手に入るようになった後も付けていたい思えるかっこいいマスクを作りたいと思いデザインしました。

             


            ・調節可能な耳ひも

            このマスクの耳ひもはそもそもゴムではありません。

            伸び縮みの少ない素材で繰り返しの洗濯に耐えられる素材を使用しています。

            上側のひもをスライドさせることで簡単に調節できます。


            以上がこのマスクの主な特徴です。

            このデザインに辿り着くまで20回以上の試作を繰り返しました。

            自分の顔をラップとマスキングテープでぐるぐる巻きにすることから始まり、どこでパーツ切り替えればデザイン性を落とさずにフィット感を維持できるか考えパターンを作成しました。

            それからつけ心地に影響を与えないスマートな縫製仕様を考え、やっとこのマスクが完成しました。

            デザインの好き嫌いは人それぞれですが、ここまで作り込まれたマスクは他にはなのでないかと自負しております。笑

             

            昨今の状況下でマスクは万人にとっての必需品になりました。

            使い捨てマスクが簡単に手に入るようになる日はもう直ぐやってくるでしょう。

            しかし、エシカルやサステイナブルの観点からも、洗って繰り返し使える地球に優しい布マスクを、これからも皆さんに使っていただきたいと心から思っています。


            最後に、

            今後、夏仕様のよりドライな素材を使用したバリエーションの作成も予定しておりますので、是非とも p.w.a.store のフォローをお願い致します。

            こんな素人の文章を最後までお読みいただき誠にありがとうございます!


            p.w.a.store 店主 佐藤